米国がん業界トップエキスパート監修のピアサポートプログラムが、オンラインで利用可能に。患者とその家族を、経験を持つ仲間が寄り添い支えます。
■ 世界基準のピアサポートが日本初上陸
病気経験者*およびそのご家族・ケアギバーの方々に向けた、日本初のオンラインピアサポートサービスがスタートしました。このサービスは、UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)および世界初のキャンサージャーニーコーチングを開発した研修機関The Cancer Journey Instituteの監修を受けた、信頼性の高いサポートです。アメリカのトップメンタルヘルス専門家が開発したトレーニングを修了したピアサポーターが、1体1であなたに寄り添います。
*現在は脳腫瘍と腎臓がんのみですが、今後他の病気にも展開してきます。
■ ピアサポートとは?心理カウンセリングとの違い
心理カウンセリングとは異なり、ピアサポーターは同じ経験を持つ仲間(ピア)だからこそ、対等な立場で話を聞き、実体験に基づいた具体的なアドバイスが可能です。患者さん自身の悩みだけでなく、ケアギバー(ご家族)の方々の負担や不安にも寄り添います。
研究によれば、治療後12週間以内にピアサポートを受けることで、うつ病や不安症の防止に最も効果的(1)であることが証明されています。このサポートが新たな希望となることを目指しています。
■ どこからでも安心して利用できるオンライン対応&豊富なプラン
本サービスはオンラインで提供されるため、病院のベッドや自宅など、どこからでもご利用いただけます。また、1回のみの利用から、6ヶ月・1年の継続プランまで、ライフスタイルに合わせて柔軟に選べるプランをご用意しています。
■ サービス概要
- 対象:患者およびケアギバー(家族)
- 提供形式:オンライン(ビデオ通話対応)
- サポート内容:ピアサポーターによる傾聴、共感、アドバイス
- 料金プラン:1回~継続プラン(6ヶ月・1年)を選択可能
- 監修:UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)、The Cancer Journey Institute
出典:
(1) McGill BC, Sansom-Daly UM, Wakefield CE, Ellis SJ, Robertson EG, Cohn RJ. Therapeutic Alliance and Group Cohesion in an Online Support Program for Adolescent and Young Adult Cancer Survivors: Lessons from “Recapture Life”. J Adolesc Young Adult Oncol. 2017 Dec;6(4):568-572. doi: 10.1089/jayao.2017.0001. Epub 2017 Jun 5. PMID: 28581346.